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感情と体感を切り分けられない時は?

本記事は2016年4月11日(月)アメブロから転記、加筆修正

こんにちは、齊藤秀行です。

 

先日アップしましたこちらの記事「サムスカーラシュッディの事例」

この記事をFBにアップしたところ、色々な方から

コメントやシェアしていただき、嬉しかったです^^

 

 

寺田和子さんからいただいたコメント

齊藤さん、サムスカーラシュッディのご紹介、

また本のご紹介、どうもありがとうございます

分かりやすいご説明、素晴らしいですね

私の知っているやり方ですと、体感だけ感じられないときは、

感情と体感を無理に切り離す必要はありません。

最終的に一番自然な状態になるということなので、両方くっついていたら、

無理に離そうとしないほうが、逆に心に無理な負担がかかりません。

一般的に体感を無視し、感情だけ感情とすると、

考えが入ってきたりして難しいので、

体感はいつでも意識すると、うまくいきやすいです。

深い考察を与えてくださり、どうもありがとう💕ございます。

 

寺田和子さんのコメントは以上

 

寺田さん、こちらこそありがとうございます(●^o^●)

 

そうですね、私のように感情解放たくさん実践してきた

セラピストであっても難しい時あります。

 

自分で言うのも何ですが、一人でも結構やってきましたし、

プロにお願いしてセラピーしていただきましたし、

今でも自分のお掃除は信頼できる方にやっていただくのは大事だと思っています。

 

 

感情と体の感覚がくっついてなかなか体だけの感覚を感じるってできませんでした。

特にできないなって感じるのは人生で一番悲しいような体験をした時です。

 

 

私の体験を例にすると、私が浪人決まった春、

兄が自殺して突然亡くなった時でした。

でも、その時は実は私自身が泣けなかったんですね^^;

 

 

それは、両親があまりにも号泣していて

その場のバランスを保つかのように私は冷静でいたんです。

 

しかも、浪人した直後で兄を突然自殺で亡くしたので

「私が両親を何とかしなければ・・・」

「兄の分まで成功してやる!」

という義務感や使命感のようなものがものすごーく強かったんです。

 

 

号泣している両親を見ていると自分も崩れてしまいそうだったので、

猛勉強して没頭するしかありませんでした。

要は本当は自分も泣きたいのに、その感情に蓋をしていたわけです。

 

これが解消されたのって、実はセラピストとして独立した後でした。

色々なセラピーを受けたりしてきましたが一番効果があったと思うのは

サーニアンのエネルギーを受けるようになってからです。

2014年1月以降のことです。

 

 

元々頑張り過ぎてしまう性格なので、

瞑想も凄くいいのですが、その時は

「自分の中心って何なのか?」

分かり始めてきた2014年1月以降でした。

 

 

自宅の土地に光を入れてもらった直後に亡くなった兄の気配を感じた

2014年3月11日には、自宅と実家にサーニアンの光の柱を入れてもらいました。

数日後、自宅で過ごしていると不思議な体験をしました。

まるでその場に兄がいるかのような体験をしました。

 

「お前、頑張っているな!」

 

というような、聞こえるようで聞こえない声が

あったような、気がしました。気、ですけどね^^;

 

 

でも、本当かどうかはどうでもいいんです!

それによって、兄が自分を見守っているって

本当に体で感じたからです。

 

このような不思議な話を、古くから私を知る友人は

「気のせいじゃないの?」とか

「へー?だから?」

みたいに言う人もいました。

 

でも、その感覚を感じたのは、友人でも誰でもなく私自身なのです!

ここが重要だと私は思うんです!

これが自分の感覚を感じることだと思うんです!

 

ニュース番組の訃報シーンで、21年以上前の記憶がフラッシュバック

また、2014年9月下旬には、御嶽山が噴火しましたね。

その晩、テレビでニュースを見ていると

お父さんが一人で御嶽山に登って噴火で死亡されたことを

家族が電話で取って家族みんなで泣いているシーンを見ました。

 

 

このシーンを見て、私は母親が兄の自殺を知らせる警察からの

電話と重なりあってしまってテレビで見た瞬間に号泣しました。

 

 

もう、わんわん泣きました(;_;)/~~~

 

 

その時気づきました。

 

 

3月11日以降のサーニアン光の柱を建ててもらった時もそうですが

 

9月下旬の御嶽山で身内が亡くなった

というニュースを見て泣いた時もそうでしたが

 

私が浪人直後、兄が自殺した時に号泣している両親を見て

本当は一緒に泣きたかったのです!

 

 

義務感、使命感のようなものが

強く出すぎたために泣けなかったのです。

泣きたいという感情すら、分からなかったのです!

 

置き去りにしていた感情がまだまだあった

ということを初めて知ることになりました。

 

 

兄の死の件については自分でも深いセラピーを何名から

受けてもいましたが、とても根っこが深かったのですね。

 

 

サーニアンの光に導かれるように、

最終的にはただ泣く、

号泣するってのが一番手っ取り早かったのです。

 

 

感情解放ばかりしていた頃はその感情を

記憶から抹消したかったのかもしれません。

分からないですけど。。

 

感情って置き去りにしておくと

いつか私のように後になって問題があることもあります。

 

親のために頑張ろうとか

 

兄のために成功してやるとか

 

もっと大きくなると、日本の自殺者数を減らしてやる!

とかですね。義務感とか使命感のようなものです。

 

 

もちろん、使命感は素晴らしいと思いますし、

本当に使命感持って前進している方もいると思いますので、

全く否定はしませんし、議論するつもりもありません。

 

 

でも、本当にそれは自分がやりたいことなのか?

自分が幸せと感じている使命感かどうか?

ここは常に立ち返ることが大事だと思います!

 

 

私は使命感は大事とは思いますが

自分が幸せを感じているかも大事と思いますし

自分が今やっていることが何であれ

それはセラピストでもそれ以外でも何でもいいです。

 

自分が積み重ねて行動したことが結果として

誰かの役に立っていればそれでいいと思います。

 

自分が楽しんで自分のためにやっていることが

誰かのためにもなっていればいいかなと。

 

 

私のメルマガを読んだことのある方は

何通目かのメールで一緒に泣いて下さって

感動、共感のメールを何十通もいただいています。

 

過去メルマガの内容は

2019年4月以降にこちらの記事にまとめてあります。

 

また、セラピストとしてまだ癒されていないんですね。

というメールもいただいたこともあります。

 

これに関しては補足をさせていただきますと、

実は、セラピストとして独立してから

私は兄の自殺がまだ癒されていなかったことを知ってしまったので、

それを書いたメルマガもあえてそのままにしているんです。

 

 

このようなプロセスを経て、やっと、やっと自分をクリアリングしてきて、

そして自分が幸せを感じて全然問題ないんだなってハッキリ分かったのです。

 

 

その経緯、私が経てきたプロセスをそのまんまにしておきたかったのです。

 

 

私があるメソッドを学んだ師匠はこんなことを言いました。

 

セラピーをやる側のセラピストがクライアントさまの悲しい体験をした感情に

呑まれてしまってはセラピスト失格であると。

 

でも、本当にそうでしょうか?

師匠が言ったから、正しいのでしょうか?

感情に呑まれるということは「同情」といいます。

同じ感情になってしまってセラピーできないからです。

 

それに対して、「共感」というのはクライアントさまの感情を客観視して

そうだね、大変だったね、って共感してそれで冷静さを保つのです。

ということを教えて下さいました。

 

それを私も信じていた時期があります。

でも、結局自分にはそれが出来ないと思いました。私と同じような過去を体験してきた方や

今現在家族を亡くして辛い経験をされてきた方を目の前にした時、

私は一緒に泣いてしまうと思います。

 

何度かそのようなことを経験させていただきました。

 

その後、これじゃあセラピスト失格だな^^;

って思ったこともあります。

でも、果たしてそれでいいのかな?とも思いました。

 

 

瀬戸内寂聴さんの動画に癒された感覚が

その時に、この動画に出会いました。

 

瀬戸内寂聴さんの以下の動画です。

特に、9分以降を是非見て下さい!

 

 

自分の目の前に、大切な家族を亡くした方から相談を受けていて、

それでその方がまだ傷が癒えていなく、号泣してしまったらどうでしょうか?

私も一緒に泣いてしまいますよって瀬戸内寂聴さんは言っているんですね。

 

 

私はこの動画で、家族を亡くして悲しみにうちひしがれている方だけでなく、

同じような経験をしているセラピストも泣いても別にいいじゃない!

と思えまして、ある意味救われました^^;

 

 

瀬戸内寂聴の人生相談1 「娘が自殺しました」 ~AutumnSnake

 

 

 

動画の中でお話されている

「時間薬」

というのは本当にあると思います。

 

事実、私の両親も兄が亡くなってから1年後、2年後、

そして今現在、兄に対しての悲しみは当時とは全く異なるからです。

 

ですので、感情って人によって体験による個人差もあるので、何ともいえませんが

体感と感情が切り離せない場合はどんどんまずは感情だけどんどん感じてもOKです!

というのを今回特に言いたいと思いまして実体験とともに書かせていただきました。

 

 

長くなってしまいましたが今回は

とても強い悲しみをされたばかりの方に

向けた記事となっているかと思います。

そのような方は動画を全部ご覧下さいね!

 

きっと少しは緩和されると思います!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

西東京市のセラピスト 齊藤秀行公式HPブログ(2020年10月現在)

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